通称"あじさい寺" 能護寺に咲く紫陽花



  関東地方が梅雨入りを迎える6月中旬頃、熊谷市北部(旧妻沼町エリア)の「能護寺」というお寺で紫陽花が見ごろを迎え始めます。
  地元では別名「あじさい寺」と呼ばれるくらい花の名所として知られており、境内に咲く紫陽花の数は50種類・800株に達するとされています。 お寺の面積自体はお世辞にも広いとは言えず花をゆっくり見ても15〜30分程度で一周できてしまう規模ですが、境内が狭い分だけギッシリと紫陽花が植えられています。 実際に訪問してみると、境内の殆どが紫陽花の木で埋め尽くされている印象を受けます。
  この能護寺はその歴史がとても古く、8世紀には既に開山され、再建された現在の本堂は江戸時代の建物ということです。 また、お寺の歴史を感じさせる鐘楼は能護寺のシンボル的な存在となっており、この鐘楼と紫陽花を一緒に写真に収められる場所が境内で一番人気の撮影スポットとなっています (能護寺の歴史や所在地など詳細情報については熊谷市の公式ホームページに掲載されています)
  なお、紫陽花の見頃時期は6月中旬〜7月上旬とされており、見頃期間は300円の拝観料金が必要となります。
  その年の気候によって開花時期は前後すると思いますが、運が良ければ別ページで紹介した別府沼公園の花菖蒲と開花時期が重なることも考えられます。 能護寺と同じ妻沼エリアには国宝指定を受けた聖天山歓喜院もありますので、6月に能護寺・別府沼公園・歓喜院をセットで巡れば熊谷市内でちょっとした旅行気分が味わえるかもしれません。




能護寺の紫陽花写真集

■ 撮影日:2013年6月8日 ※クリックで拡大します
撮影当日、紫陽花は3〜5分咲きでした。満開の時期はもう少し先のようでした。











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